Monoqlogue

日々思ったことや作ったものなどつらつらと。

【タイムリープ】何度も正そうとして絶望を味わう物語。バタフライ・エフェクト

Twitter界隈でキムタクがSMAP解散回避のためにタイムリープしてきたというネタで盛り上がっていますね。

こういう空想ネタ大好物です。最初に言い出した人すごい。

タイムリープ物の良さ

Twitterの友人が言ってたようにタイムリープ物は進んでも進んでも絶望で、そこでやめたら終わってしまう。永遠とも思える時を生き続けながら絶望を蓄積して、それでも希望に縋りつきながらもがく様が、ハラハラさせられて惹きつけられるところがいい。

 

もうやめてもいいんじゃないか、これが最善手では…という葛藤も必ずある。ハッピーエンドを迎えるばかりではなく、それであきらめてしまうパターンもあったりと予想できないところも良い。

 

お勧めのタイムリープもの「バタフライ・エフェクト


「バタフライ・エフェクト」予告編

 

予告だけ見てもあーってなってしまうくらい印象に残ってる作品。

有名どころなアニメやゲームなどは過去に戻って改変すると、大体同じ時間軸にまた戻るを繰り返すことになるけど、(たとえばSteins;Gateなら牧瀬紅莉栖に出会い、事件が起きるまでの間)この作品は、戻る地点も、また戻ろうとする時間もバラバラ。

 

戻れる地点が子供のころ記憶を失っていた地点に限られていて、そのいくつかの地点の事件を別の行動を起こして書き換えていく。書き換えてから現在に戻ると、改変された先の世界になるわけだが、どうしてもうまくいかない。

何度も戻るうちに、誰もが一度は考えたことのある結論に至ってしまう…というお話。

 

改変後の世界の代わりっぷりはバック・トゥ・ザ・フューチャーにも似た感じ。

ちなみに、この映画、エンディングがいくつか用意されています。映画公開とDVD,あとディレクターズカット版ですね。個人的にはディレクターズカット版のを推します。こういうエンディングがいくつもあるというのもゲーム好きの心をくすぐったのかもしれません。

 

ゲームであの時この選択肢をしてたらどうなったのだろう?というのを実写でやっている感覚になる。映画なので時間としては短く、さくっとみれるのでぜひお勧めです。

 

※この記事を書くに至って、調べてみたらリメイク版が作成されてるようですね…!